アクセス解析で参照元が海外のよくわからないものは「リファラースパム」というものだった
2015/06/28
以前の記事でGoogle Analyticsでアクセス元を調べると、よくわからない海外サイトのドメイン名が並んでいるということを書きましたが、調べたらそれが何なのかわかりました。
こちらのサイトに詳しいことが書かれていました。
参照元が erot.co や howtostopreferralspam.eu や event-tracking.com はリファラースパムだということが書かれています。
全く同じアドレスのリファラースパムがこのサイトにも来ていました。
リファラースパムとは何なのか
まずリファラーというものについてなのですが、リファラーとはリンク元のURLのことです。
リンクをクリックしたときにリンク先のサーバーにブラウザがリファラーを送信します。
JavaScriptでリファラーを取得することもできます。
アクセス解析は、そのリファラーを利用してユーザーがどこのサイトから来たのか参照元が分かります。
リファラーは単純にブラウザから送信されるデータなので偽装することも可能です。
リファラースパムはサイトの運営者がアクセス解析を見て参照元のURLのサイトに訪問することを期待して行っているようです。
他に一般公開されているアクセスログに参照元を残して被リンクを集めて検索サイトでの順位を上げるという目的でも行われているようです。
対策方法
素人が出来る対策方法は、アクセス解析の参照元サイトはフィッシングやウィルスなどの危険なサイトである可能性もあるため気軽に訪問しないということ以外ないかもしれないです。
ウィルスなどをばらまく危険なサイトなのか訪問する前に調べる方法は最初に紹介したサイトに書かれています。
アクセス解析に影響
アクセス解析のページビュー数などには、リファラースパムもカウントに入っていますので、除外したい場合はフィルターを掛けたほうが良いです。
Google Analyticsでのフィルタリングのやり方は最初に紹介したサイトに書かれています。