久しぶりにWindows XPを使ってみてWindows 8.1と比べて感じたこと
2015/06/27
久しぶりにWindows XPを起動してみたらWindows 8.1との違いにいろいろ気づきました。
1台のPCでWindows XPとWindows 8.1でマルチブート出来るようにしてあります。
そのためハードウェアは同じものです。
CPUはCore2Duo E4500でメモリは3GBです。
Windows XPは160GBのHDD、Windows 8.1は2TBのHDDにインストールしてあります。
Windows XPがインストールされているHDDはWindows 8.1がインストールされているHDDよりシーケンシャルアクセスで3倍ぐらい遅いです。
Windows XPは32ビット、Windows 8.1は64ビットです。
起動が遅い
Windows 8.1より起動は遅いですがデスクトップが表示されるまでは割と速いです。
常駐プログラムの起動などしていてスタートメニューが使えるようになるまでが長いです。
CPUの使用率が低い
何もしていないときWindows 8.1のCPU使用率は4%~25%でグラフが動いています。
Windows XPは0%~5%でグラフが動いています。
今の季節(6月下旬)はCPUの使用率にほぼ比例してCPUファンの回転速度が上がったり下がったりします。
そのためWindows XPの方がCPUファンの回転速度が遅く音が静かです。
メモリの使用量が少ない
起動して常駐プログラムなどの起動が完了して落ち着いた状態でのメモリ使用量で比較しました。
Windows 8.1は1.3GBでWindows XPは646MBでした。
倍ぐらい違います。
64ビットと32ビットの違いがあるのでこれはこういうものなのかもしれません。
フォントに違和感を感じた
Windows 8.1のMeiryo UIのフォントに慣れてしまうと、Windows XPのMS UI Gothicは違和感を感じました。
フォントが綺麗とか汚いとかよく言われますが、自分はその辺はあまりきになりませんでした。
Meiryo UIに見慣れたため違和感を感じたという程度です。
ウィンドウを移動するとちらつく
Windows Vista/7はAeroテーマ使用時Winodws 8.1は常時DWM(Desktop Window Manager)というデスクトップ描画システムでデスクトップが描画されます。
Winodws 8.1はDWMによって描画するのでウィンドウを移動する際ちらつかなくなりましたが、Windows XPはそうではないのでちらつきます。
DWMはシステムメモリ上のバッファに書き出してから画面に描画するので3フレーム表示が遅延するらしいです。
そのためタイミングにシビアなゲームをプレイする人はDWMを切るようです。
3フレーム遅延はゲームに関わらず発生するのかどうか分かりませんが、ゲーム以外のことで使っている分には遅延は体感ではよくわからないです。
アプリケーションの起動速度は変わらない
Windows Vista以降はWindows SuperFetchというユーザーの使用状況によってこれから使うアプリやファイルを予測して先にメモリに読み込んでおく機能があります。
この機能でメモリに読み込まれていればWinodws 8.1の方が起動は速いですが、そうでなければ、Windows XPと起動速度は変わらないです。
予測して先にメモリに読み込まれるものがどのぐらい当たっているのかは自分は調べる方法を知らないのでよくわからないです。