20 年振りに新しいプリンター (複合機) を購入
2019/05/01
20 年振りに、新しいプリンター (複合機) を購入しました。
実は、購入したのは、2016 年 1 月のことで、この記事を書いている現在から半年以上前のことなのですが、購入した複合機のことでいろいろと書きたいことがあるので、まずは、購入したときのことを書きます。
今まで使っていたプリンター
今まで使っていたプリンターは、Canon の BJC-35v です。
バブルジェット (インクジェット) 式のカラープリンターです。
モバイルプリンターの部類に入る小型のプリンターです。
BJC-35v の前は、Canon の BJ-15v を使っていました。
バブルジェット (インクジェット) 式のモノクロプリンターです。
モバイルプリンターの部類に入る小型のプリンターです。
BJC-35v は、BJ-15v と比べると、サイズが小型、カラー印刷ができ、印刷品質が高く、印刷速度が速く、用紙を複数枚一度にセットでき、価格が安いです。
比較対象が、BJ-15v だと BJC-35v は全く不満がないです。
他にもっといいプリンターを知っていたら不満が出たかもしれないです。
BJ-15v は、故障した分けではないので今でも予備に取っといてあります。
未使用のインクカートリッジも一つ持っています。
保管するのにモバイルプリンターは場所を取らなくていいです。
最初は、複合機ではなくスキャナーを購入するつもりだった
文書をスキャンしなければならない用事ができて、スキャンするものも文書なので画質にはこだわらない、枚数も数枚なので速さや ADF の有無は問わない、とにかく安いのがいいと思い、インターネットで最初はスキャナーを探していました。
スキャナーを探している最中にふと、複合機は、価格がどのぐらいするのだろうと思い、調べたら、スキャナーより安かったのです。
さらに、BJC-35v は、Windows 8.1 用のドライバーが無く、メイン PC を Windows 8.1 にしてからは、印刷する時は、Windows XP がインストールされた古いノート PC を出してきてそれに繋げて印刷していました。
面倒なのでそろそろプリンターを新しくした方がいいかなと思っていました。
そんなこともあり、スキャナーではなく、複合機を購入する方向に舵を切りました。
興味本位で Canon 以外で選択
今まで、ずっと Canon のプリンターを使っていましたが、今回は、Canon 以外で選ぶことにしました。
Canon に不満があった分けではないです。
他のメーカーはどんな感じなのか気になって、興味本位で Canon 以外で選ぶことにしました。
新しい複合機を購入
いろいろと検討した結果、Brother の PRIVIO(プリビオ) DCP-J562N に決定し購入しました。
Brother のインクジェット複合機は、比較的他のメーカーのインクジェット複合機と比べるとランニングコストが低いと言われていますが、実際に使ってみた結果は、疑問が残る結果となりました。
この件に関しては別の記事で書きたいと思います。
大きさ比較
本体の大きさを比較してみました。
写真は、左が Canon BJC-35v で右が Brother DCP-J562N です。
BJC-35v の本体の後ろにある黒い四角い箱は AC アダプターで、本体とは接続端子で接続します。
DCP-J562N は AC アダプターはなく普通の電源コードで、本体に直付けです。
DCP-J562N は複合機の中ではコンパクトな方なのですが、それでも BJC-35v を使っていた自分には大きく感じます。
モバイルプリンターと比べるのが間違っているといえば間違っているかもしれないです。
写真は、DCP-J562N の後ろ側に貼ってあるラベルです。
個人的にブラザー工業株式会社の「会」の字の一部が切れているのが気になります。
印刷ミスなのか?こういうロゴなのか?インターネットで調べて見たのですが「会」の字の一部が切れているロゴは見つからなかったです。
昔ビックリマンシールに本物の「ロッテ」と偽物の「ロッチ」があったみたいに、パチモノみたいであまり気分のいいものじゃないです。
BJC-35v は AC アダプターも含めて MADE IN JAPAN です。
DCP-J562N は、MADE IN PHILIPPINES です。
インクカートリッジの大きさ比較です。
写真の右上にあるのが、BJC-35v のインクカートリッジ BCI-11 Black (上), BCI-11 Color (下) です。
袋に入って 4 つあるのが DCP-J562N のスターターインクカートリッジ LC211M (左上), LC211BK (右上), LC211C (左下), LC211Y (右下) です。
互換インクメーカーのサイトの情報によると、本体に付属している、スターターインクカートリッジは、一番最初のクリーニングでインクを多く消費してしまうため、市販されている普通のインクカートリッジよりインクが多く入っているそうです。
さらに、通販サイトの口コミによると Brother のインクジェット複合機は購入して一番最初は、普通のインクカートリッジは使えず、スターターインクカートリッジでないと使えないそうです。
BJC-35v と DCP-J562N のインクカートリッジの大きさを比較すると笑ってしまうぐらい大きさが違います。
BJC-35v のインクカートリッジは小さい割にはインクの持ちが良かったという印象が自分にはあります。
BJC-35v のインクカートリッジは、MADE IN JAPAN です。
DCP-J562N のインクカートリッジは、Ink made in Japan / Cartridge assembled in Philippines です。
設置中に気になったこと
最初に右側のインクカバーを開けて、そこにオレンジ色の保護部材があるので取り出します。
画面の案内及び説明書によると、「保護部材は輸送のときに使用しますので、破棄せずに保管してください」とこのと。
写真はオレンジ色の保護部材を取り外して内部を撮った写真です。
おや?と思うところがあります。
まだ、インクカートリッジは一度もセットしたことのない状態です。
M, C, Y のインク吸引口は何もないですが、BK だけ黒い液体があります。
写真は、マゼンタのインクカートリッジだけ入れてありますが、さらに近づいて撮影した写真です。
工場出荷前に黒だけ印刷テストをしたのでしょうか?
黒は顔料インクなので固まりやすいです。
今回、購入した製品に関しては何も問題がなかったので良かったのですが、お店で保管されている間にこのインクが固まって不都合を起こしたりしないのか気になるところです。
それを防ぐためにあるのが、オレンジ色の保護部材でしょうか。
WiFi 接続なら USB ケーブルの出番なし
DCP-J562N は PC と接続する USB ケーブルが付属していません。
必要になるかもしれないと思い、押入れの奥から USB ケーブルを引っ張り出してきて準備しておいたのですが、WiFi で PC と接続する場合は、USB ケーブルは全く必要ありませんでした。
20 年前のプリンター (BJC-35v) と比較して進化を感じたところ
PC と無線で接続できるところ。
低価格機種なのに両面印刷が出来るところ。
黒は、顔料インクで印刷した紙に水を付けても滲まないところ。
カラーの液晶画面が付いていてタッチパネルで操作出来るところ。
音がただのビープ音ではなく、PCM 音源みたいな音が出るところ。
一番進化を感じたのは、WiFi でインターネットに接続できるとろこです。
インターネットに接続して、Brother からお知らせがあると液晶画面に表示されたり、複合機本体だけで、ファームウェアのバージョンアップができたり、クラウドに接続してデータをダウロードして印刷できたり、クラウドにスキャンデータをアップロード出来たり、年賀状アプリで年賀状が作れたり、本体だけでいろいろ出来るようになっています。
20 年前のプリンター (BJC-35v) と比較してあまり進化を感じなかったところ
印刷速度や印刷品質は、BJC-35v と比べれば良くなっているのですが、20 年という時が経っている割にはあまり進化していないと思いました。