IBMセキュリティTrusteer Rapportと一部の格安SIMは相性が悪い
IBMセキュリティTrusteer Rapportは、無料で使用できるインターネットバンキング用のセキュリティソフトです。
インターネットバンキングを使用できる一部の銀行のウェブサイトから無料でダウンロードできます。
銀行はインターネットバンキングを使用する場合はこのセキュリティソフトをインストールすることを推奨しています。
自分の口座がある銀行もRapportの使用を推奨していたのでPCにインストールしてあります。
格安SIMの通信速度
自分はインターネット回線は通信費をすごくケチって格安SIMで使用しています。
具体的なことは以前の投稿で書いています。
使用しているSIMは、通常は200Kbpsで3日で366MBの通信量を超えると通信速度を制限されるのですが、制限されると50Kbpsぐらいの速さになります。
リソース モニターで通信状況を確認
通信速度が遅いためブラウザでサイトを閲覧する時にページを開くまでに時間が掛かるので、通信が止まっているんじゃないかと気になって、自分は「リソース モニター」の[ネットワーク]タブを開いて通信状況をよく見ています。
「リソース モニター」の[ネットワーク]タブでは、何のプログラムがどのぐらい送信・受信しているかなどを見ることができます。
RapportService.exeとRapportMgmtService.exeがずっと何か通信している
ある時通信速度の制限が掛かっている時にRapportService.exeとRapportMgmtService.exeが1日中ずっとなにか送受信しているのを発見しました。
これらのプログラムがネットワークを使用しているとブラウザでウェブページを閲覧する際にもただでさえ遅いのにさらに遅くなります。
遅くなるだけでなく開けないページなども出てきます。
RapportService.exeとRapportMgmtService.exeは更新をダウンロードしている可能性があると考えて一晩PCの電源を入れたまま置いといてさら1日PCの電源を切らないようにしてネットは控えめに使うようにして24時間以上経過してもまだ送受信していました。
通信速度の制限が掛かっていて50Kbpsぐらいでも一日中送受信すると通信量は400MB以上になります。
そうすると通信速度の制限が掛かっている期間がさらに伸びます。
Rapportを停止する
もう我慢が出来ないので、スタート画面のアプリビュー(アプリ一覧)にある「Trusteerエンドポイント保護を停止する」で停止させました。
こうすることによって、RapportService.exeは、停止します。
RapportMgmtService.exeは、Windowsサービスとして実行されたままです。
「サービス」から停止させたり自動で起動しないように出来るのですが、しばらくこのままで様子を見ます。
インターネットバンキングを使用するときは起動する
インターネットバンキングを使用するときには、スタート画面のアプリビュー(アプリ一覧)にある「Trusteerエンドポイント保護を起動する」で起動させてからインターネットバンキングを使用するようにします。