イヤホン・ヘッドホンによくある故障
つい先日、普段使っていたステレオイヤホンが左側だけ音が小さくなってしまいました。
上の写真がそのイヤホンなのですが 10 年以上前の Sony Ericsson のフューチャーフォン (ガラパゴス携帯) に付属していたイヤホンです。
携帯は Sony Ericsson でもイヤホンにはメーカー名や型番が書かれていないのでイヤホンが Sony 制かどうか分かりません。
3 年ぐらい前から使い始めました。
このイヤホンはケーブルが短いので 100 円ショップの延長ケーブルを繋げて使っていました。
L と R がすぐ分かるように 100 円ショップの青と赤のイヤーパッドを付けています。
自分が今まで使ったことがあるイヤホン・ヘッドホンはほとんど 1 年以内になにかしら壊れていたのですがこのイヤホンは今まで自分が使ったことがあるイヤホン・ヘッドホンの中で一番寿命が長かったです。
使用頻度が少なかった分けではないです。
自分は 5,000 円未満のイヤホン・ヘッドホンしか使ったことないので安物買いの銭失いなのかもしれないですが、今までどんなことでよく故障していたのか書いてみます。
イヤホンによくある故障
1. 断線
例えばこんな感じに。
断線すると片側または両側の音がでなくなります。
上の写真は被膜が破れているので分かりやすいのですが、被膜は破れず中の銅線が断線して片側または両側の音がでなくなることもあります。
修理する場合は断線した場所にもよるのですが上の写真のような場所の断線だとイヤホンを分解しないといけなくなるので素人には修理が難しいです。
ヘッドホンによくある故障
1. 断線
ヘッドホンもイヤホンと同じくケーブルの中の銅線が断線して片側または両側の音がでなくなることが多いです。
しかしイヤホンよりヘッドホンの方が分解が簡単なのでドライバーユニット (音が出る部分) 近くの断線でも修理がしやすいです。
2. アームやヘッドバンドが折れる
例えばこんな感じに。
ヘッドバンドは頭の上に乗せる部分のことです。
アームはヘッドバンドと音が出る部分を繋げている部分のことです。
ヘッドホンを足で踏んでしまったりヘッドホンの上に座ってしまったりで折れることもありますが、普通に使っていても折れることがあります。
上の写真は接着剤でくっつけてあります。
黄色い接着剤を使ったのですが雑に付けたので所々はみ出しています。
接着剤でくっつけるとスライドさせて長さ調整ができなくなりますが、なんとか使えるようにはなります。
3. イヤーパッドの劣化
イヤーパッドは耳に直接あたるスポンジやビニールや皮で作られた部分です。
皮で作られた製品は使ったことがないので分からないのですが、スポンジやビニールで作られた製品は使っているうちにボロボロになっていきます。
上の写真のヘッドホンはスポンジのイヤーパッドがあったのですがボロボロになってしまったため外してあります。
ちょっと耳とヘッドホンの肌触りが悪くなりますが音を聞く分には無くても問題ない場合もあります。